クラシックミニ作業事例

ミニ作業事例

クラシックミニ > 

ホーム > 

ローバーミニ トルクロッド ボルト折れ

一般整備でお預かりのローバーミニ。

いつもと雰囲気が違うのは並行輸入のMPIモデルのせいです。。。

t1

で、今回の一番厄介かもしれない作業が上写真の赤丸のトルクロッドという

エンジンの揺れ止めのロッドの修理。

t2

ロッドを留めてるボルトが折れ込んでロッドがブラブラな状態。

原因としてはその下に写ってる黒いゴムみたいな物。ロッドのブッシュなのですが

定期的に交換しないとガタが出てきて最悪今回のようにボルトが折れてしまう事が

あるんです。

t3

外したトルクロッド。ボディ側はかろうじて形が残ってますがエンジン側は

ボロボロです。

t4

折れ込んだボルトはこのように逆タップドリルで揉みながら外します。

今回は素直に抜けてきてくれましたが最悪はエンジンを降ろしての作業に

なる事もあります。

t5

で、ブッシュを新品に交換して取り付けて完成。

共締めしていのはエンジンのアースケーブルです。

このようにボルトが折れてしまうとアースも取れなくなり発電不足やスターターモーター

の廻りが悪くなるというトラブルも出てくるので結構重要な部分であります。。。

ローバーミニのブレーキランプスイッチ

車検整備でお預かりしたローバーミニ。

灯火類の点検をすると怖いことにブレーキランプが点かない事を確認。

今どきの車と違って警告灯などで教えてもくれません。とても危険な状態

でした。

b1

左右共に点かないと言う事はバルブ切れの可能性は低いと思われます。

で、よくあるのがスイッチの不良。

スイッチは非常にアナログな造りでブレーキペダルの根元に付いております。

(上写真赤丸がそれでヒーターダクトに隠れてます。)

b2

邪魔なダクトを外すと予想通りスイッチがバラバラになってました。

b3

プラ素材の部品なのでちょっとした事でこんなになっちゃいます。

 

カテゴリー


空白