ほんと昔はチューニングカー的な物にしか付いていなかった
ブローオフバルブ。ポルシェさんはそんな物も普通に付いて
ます。タービンの保護や立ち上がりを良くする為の部品で街中
のお兄ちゃん車が”パシューンッ”って音をたててるが大気開放
にしてるそのバルブ。メーカー純正な物は大気解放してないので
そんな音はしませんが…
そんなバルブが古くなってくるとアクセルを吹かす度に”カッコーン”って
音を出し始めます。突然出る物でなく徐々に音が大きくなってくるので
オーナー様も気が付かない事が多いです。
バルブの場所はインタ-クーラーの下の赤印部分に組み込まれてます。
音の原因は写真下の銀色のピストン。本来は音が出ないように
イカリングみたいなブッシュが両端に入っていて金属同士が直接
当たらないようにしてます。今回のお車はブッシュが粉々状態でした。
知り合いの業者様からの依頼で空冷ではありませんがポルシェ カイエンの
カルダンシャフト交換作業です。
知らないでコンパニオンプレート(昔、よくMベンツなどで交換した人気部品?!)を外してしまいましたが
シャフトASSYを頼んだら付いてきてました。(写真右側が新品)
センターベアリングがこのように破損してます。
ココだけの交換も可能ですがどうもこうなるのはシャフト自体に問題があるようで
今までに何度も部品番号が変更になってるみたいです。
と、言う事でASSY交換をオススメしての作業。
部品もポルシェの番号からでなく兄弟車のVWの番号からオーダーしたほうが
全然お安いみたいです。
物は大きく重たいですが作業自体はそれほどの重労働ではないです。
でも空冷屋の当店ではあまりやらない作業かな。。。
この春、納めさせて頂いたミニ クーパーのオーナー様からお便りが届きました。
先日、富士スピードウェイで開催された ”クラシック・ミニ フェスティバル” へ参加されたそうで。
最後に行われたパレードランにも参加。
目ざとくポールポジションをゲットです!!。。。