ポルシェ作業事例

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1989yモデル ポルシェ911カレラ エアコンのリフレッシュ

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2012年05月18日


今週は何故か3.2カレラの入庫が多く本日は1989yモデル ポルシェ911カレラ

のエアコン修理です。

もう何年も前にコンプレッサーが焼きつきマグネットクラッチがご覧のような状態。

ベルトを外し放置してましたが今回、意を決してエアコン廻りを見直す事に。。。

とりあえずコンプレッサーはリビルト品を手配します。

一応、コンプレッサーを交換する前にラインの漏れや各部の作動点検です。

結果、このコンデンサーファンも動いていませんでした。ちょっとお高い

部品ですが交換しちゃいます。

続いて心臓部!?のエバポレーター。

当初は洩れもなさそうだったので交換予定はなかったのですがエキスパンションバルブ

を交換すると言う事でどうせなら古くなってるエバポレーターも一式交換していいよと

言うなんとも太っ腹なオーナー様の一声で追加交換となりました。

古いエバポレーター。上っ面はそれほど汚れてませんでしたが下側は長年の汚れで

ドロドロ状態でした。

で、新品。 さすがに気持ちいい感じ。これで多少とも冷却効率が上がるといいの

ですが・・・

今回はそれまでのR12フロンタイプからR134aガスタイプに変更(俗に言うレトロフィット)

ですのでレシーバータンクも交換です。

すべての交換が終わりましたら一度じっくりと真空引きを行いリークを再度チェック。

リークのない事を確認したらガスチャージです。

気温約23°cで低圧が2.5bar、高圧が18barとなかなかいい感じの数値。

冷風も久しぶりにエアコンの効く3.2カレラって感じで半ば感動しました。

すべての作業が完了しましたら最後にこんなステッカーを貼り付けます。

別に強制ではないと思うのですがポルシェAGから部品として入手できるレトロフィット

に交換済みですョっていうステッカーです。

 

そんなこだわりもオーナー様からの依頼でした。ヽ(^o^)丿

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