空冷ポルシェのスピーカー。
ご存知の方も多いと思いますがそのクォリティーの低さ!?は有名です。
新車1000万円オーバーのクルマとは思えない位に貧祖でございます。
今回は993カブリオレなのでリアには10cmクラスの物を採用してるので
割と社外品も選びやすいです。(クーペモデルは4×6インチのオーバルタイプ
なので・・・ですが。)
で、今回はアルパインのDDリニアシリーズという上級グレードを選択しました。
フロントの純正スピーカーはネットを外すとこんな感じ。。。
これでも音は出るんです。
交換後の外観。
やはり純正っぽくってのが良いです。
DDリニアシリーズと言う事でパッと見には見えない感じでツイーターレベル調整BOX
を取り付け。
簡単そうに見えますがこの純正のスピーカーネットをはめ込むには若干の苦労があります。^_^;
ポルシェ964・993のディストリビュータはベルト駆動されており
定期的に交換が必要になります。
ここの所、何故か忙しく重なる時は重なる物でベルト巻き直し品を3個用意は
してるのですが全部使い果たしストックが無い状態でした。
で、今日、少し時間ができたのでベルトを巻き直してストック品を作る事に。。。
古い物をある程度ばらしシャフトを磨いたりグリスを詰めたりと何かと巻き直すのも
時間がそれなりにかかります。
3個ともやり終える予定だったのですがやはり日曜日と言う事もありクイック整備
やら来客があったりで2個しかできませんでした。
と、言う事で通常はこのようなベルト巻き直し品をストックしてますので事前にご予約
いただければお待ちになってる間にデスビ交換できちゃいます。
もうそろそろかな!?っていう964・993オーナーの方、ご連絡お待ちしてますね。。。(*^_^*)
先日ご成約頂きましたポルシェ964。
その納車点検整備も終盤を迎え機関の整備も一通り終了。
今回は新オーナー様から依頼のあったCDステレオ・ETC・それにナビの
取付です。三つともにこの上写真に収まるくらいになるべく美観を損ねないようかつ
操作しやすくと言った感じに進めます。
で、出来上がり。
ステレオは当然既存のスペースに付けますが一番困るのがナビかと思います。
ちょっと見ずらい部分はありますがこの位置が他に邪魔にならず外からパッと見ても
ダッシュボードの上に鎮座して美観を損ねるような事も無い。。。 です。(^^♪
ここの所、細かいところですが気になるシリーズみたいになっちゃいます。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが964・993のティプトロのシフトゲートの
隙間を隠しているスポンジ。
古くなると上写真のようにスポンジがボロボロになり、特にDレンジの時、お隣の
MTシフトゲートとの隙間が丸見えで茶色く汚い部分がナンとも貧しい感じに見え
ちゃいます。
これが本来のスポンジの姿です。
ただのスポンジなんですがこれがまた3360円もする部品だったり・・・
交換するにもセンターコンソールをゴッソリ外す必要があります。
でも一度気が付くと気になるんでしょうね。。。皆さんのはいかがですか???
気になりだすと気になってしょうがないんでしょうか?
ポルシェ911・964辺りでは多く見られるゴム類の縮み。
私なんかは見慣れ過ぎてるせいでしょうか整備などでお預かりしても指摘する事は
正直あまりありません。。。
今回、お客様にオーダーされたのがまず上写真のドアガラスの水切りモール。
このように隙間が前後にできてしまってます。
お次がステップラバー。後ろ側の写真。
前側も同様に縮んでます。
で、水切りモールを交換するとピラーとピッタリ隙間が無くなりました。
ステップも同様にピッタリです。
いずれも経年劣化で縮むんですね。
確かに交換後はシャキッ!と見えます。皆さんのはどうですか???
なんでかポルシェ993のドアパネルとドアハンドルの間に挟まってるパッキンが
劣化している固体をよく見かけます。
964までのポルシェはここまで酷くなかったように思うのですが・・・
気になり始めるとすごく気になる。。。
やっぱり交換するとパリッ!とします。
部品代は片側で2500円程度の物です。。。が、これを交換するには内張りを外して
の作業となりますのでそれなりにお時間がかかってしまいます。^_^;
先日ご成約いただきましたポルシェ964の納車点検整備もやっとこ中盤です。
消耗品もエアフィルター・フューエルフィルター・オイルフィルター・スパークプラグ・
ディストリビューター・ファンベルト・オルタネータベルト。ACベルト他を交換、
エンジンタペット調整し今回はオーナー様のご要望もありエアコンコンプレッサーを
オーバーホール。合わせてレトロフィット取付と言う事でレシーバータンク・エキスパ
ンションバルブも交換しR134aガスを使えるようにしました。
油脂類のほうではエンジン・デフ・ATミッションオイル交換。ATはストレーナーも
交換しました。
機関的に残す所はあとブレーキ廻りで終了となります。
でもこれで終わりと言う訳でもなく後にナビ・ETC・ステレオの取り付けなど納車までの
道のりはまだまだ遠い感じです。。。
先日からエアコンなど色々な整備メニューを抱えてるポルシェ993。
とりあえず白煙が酷いのでオイル洩れ修理から。。。
オイル漏れの主原因は定番のEX側タペットカバー。
ガスケットからではなく993の場合良く見るとお解りになると思いますが
ボルト廻りのブッシュから洩れてきます。
今回ぐらい酷いとビックリするくらい白煙が出ます。
上写真を見れば解るようにヒートエクスチェンジャー(EXマニホールド)にオイル溜まりが・・・!?
新しいカバーに交換するのですがここでひと手間です。
一度ブッシュを抜き取りシーリングします。
このように片側11個ありますがすべてシーリング。
こうする事でだいぶもちが違ってきますョ。
で、取付終了。当然同じことを右バンクもやります。。。
これで迷惑な白煙も治まる事でしょう。。。お次は何をしようかな???
元々はエンジンルーム付近から白煙が出ると言う事で入庫してきました1994yモデルポルシェ993。
白煙の主原因は定番のEX側タペットカバーからと解り・・・
と、その他にエアコンが全く効かないとの事。
聞くとガスを入れても1ヶ月位しかもたない・・・
ゲージを付けるとほぼ空の状態。
1本だけガスを入れさせていただき漏れを点検。
やはり・・・でしたがエバポレーター下側付近から検知器が反応。
上写真、よく解らないと思いますが室内足元の奥のほうにエバポレーターがあり、
そこに検知器を近づけてる様子。このようにガスに反応すると赤く光りブザー音と共に
知らせてくれます。
このオーナーさん。太っ腹な事にオイル洩れ修理にエアコン修理もするのにEXマフラー
までワンオフで製作したいとの事です。一体総額でおいくらになるのでしょうか???
ポルシェ964の定番修理の1つですが久しぶりに入庫してきました。
シフトレバーがガタつきうまくシフトできない???
シフトレバーの真下辺りをリフトアップして覗いてみるとご覧の通り穴ポコができてる!?
(上写真は前側)
で、後ろ側を見てみると筒状の物が付き出てる!?
この筒状の物がシフトレバーの支点となってる物で通常はこんなにアッチコッチ行ったりしません。
本来はこのように固定されてるんです。
原因はこのパイプを抑えているブッシュの破損。
今回は1991yモデルなのでこのような丸いブッシュを使用してますが92y以降は
RSなどもあり楕円状のブッシュに変更されてますが破損するのは前期・後期関係なく
壊れてしまいますのお気を付けを・・・