ポルシェ作業事例

ポルシェ作業事例

ポルシェ > 

ホーム > 

ポルシェ964 ノッキング点検 ~AUTOSTOP~

ポルシェ作業事例

2016年03月19日


1990yモデル ポルシェ964がどうもノッキングするということでご入庫。

高回転時は問題ないようなのですが2000rpm位で感じるようでした。

本当の所、低回転高ギアで乗られてはいけないとも思うのですが試乗

したところ、確かにノッキングが多いように感じたので通常な乗り方では

ないのですがそんな感じでノッキングが出やすいように乗ってテストする

事に。

k1

こんなふうにテスターに表示されます。確かに246回というのは多いかな。

k2

で、約ですが1800rpm時の点火時期を点検。

ほぼ進角しきってるくらいの数値が表示されてます。

k3

ちょっとおかしいかな?? と、ディストリビューターを交換して再度ノッキングを点検。

格段に減るのを確認。

k4

交換後の同じ回転数の進角を見ると数値が全然違うようです。

これでもだいぶ減ったのを体感できるようにはなったのですがもうひとつ気になる

のがスパークプラグ。外してみるとだいぶ古いようですし某社外製でした。適合品番

であったのですが個人的にはノーマルエンジンの場合はBOSCHかBERU辺りが相性

良いのではと思います。

k5

プラグをBOSCH製に交換(ここまでやるとついでなのでタペット調整もやっちゃいます)

して再度ノッキングテストをするとさらに下がりました。

年式・走行距離からしてこの位であればOKかな?!

(ちなみにこの状態で推奨的な3000rpmから上を使うように乗ると数値も20位になり

ますのでご安心を…)

カテゴリー


空白