ポルシェ作業事例

ポルシェ作業事例

ポルシェ > 

ホーム > 

ポルシェ993 オイル補充に来店されたら大変なことに?! ~AUTOSTOP~

ポルシェ作業事例

2016年04月17日


エンジンオイルの補充にご来店されたポルシェ993。

とりあえずエンジンを暖めて調整しようと・・・

すると”チタチタ”とオイルが床に垂れてくるではないですか!!

e1

取り急ぎアンダーカバーを外し覗いてみるとNo1シリンダー周辺から垂れてくる。。。

正直、964・993辺りだと滲み程度の物は出てる固体が殆どではありますがこれは

完全に逝ってしまってる感じ。

e2

急遽お預かりとなり箇所を特定する事に。

とにかくエンジンをある程度ばらさないと見えてきません。(なんとなく予想は付いてますが)

e3

エンジン台に載せ左バンクをばらしていきます。

で、シリンダーヘッドを外すと見えてきました。

e4

原因は矢印のクランクケースの通称通しボルト(スルーボルト)。

恐らく中のOリングが完全に逝ってしまったのでしょう。

ここまで外すとオーバーホールも視野に入ってきますが走行もまだ65000km程度。

コストも考えないといけないのでそうした物かオーナー様と相談ですね。。。

カテゴリー


空白