今日はミニでもポルシェでもなく当店専門外ではありますがベンツ Cクラス、
通称W204のドアインナーハンドルの修理。
ドアハンドルがブラブラして中でワイヤーが外れてる感じ。
早速内張りを剥ぐってみるとご覧のとおり。
ワイヤーが固定される穴が割れてました。
通常はこんな感じ。素材が鋳物っぽい物で割れてしまったようです。
通常の車なら普通にこのインナーハンドルの交換です。
が、部品を調べてビックリ!!
ナント!ハンドルだけでの供給が無く内張り丸ごとASSYでの供給らしい!?
お値段も当然ビックリで8万円オーバー!!
インナーハンドルだけの割れでそんな出費はキツイです。
そこで中古部品を探してみた物のピッタリ同じ素材の内張りが見つからない。
微妙に年式やグレードで色が違ったりするので…
でも見つかるまで気長に待つ訳にもいかず内張り素材は違う物の使えそうな
中古品を入手。
あれやこれや溶着してる部分を削り取ったりしてインナーハンドル部分
だけを取り外しました。
せめてこの部分だけでの部品供給をお願いしたい所です。
あとはオリジナルの内張りに溶着しながらなんとか完成。
今回はやっちゃいましたが部品金額的には中古で安く済みましたが
工賃を考えると???です。。。
ポルシェ993の車検整備。
今回のお車は当店お初のご来店。以前はディーラー系の工場に入っていたようで
この2年で約2000kmと走行も少ないので手間無くいくかと思いきや・・・
下廻りの点検でドライブシャフトブーツの切れを発見。
右外側が切れてる!
なんと左外側も切れてる!!
空冷モデルでもこと993のリアはマルチリンクなので簡単にドライブシャフト
は出てきません。
スタビやコントロールアームetcを外してシャフトASSYを抜き取ります。
他の切れてないブーツもこの際ですから全部交換しました。
あとは元に戻すだけですがこのお仕事はほぼ丸一日かかっちゃいます。。。
ポルシェ993のクランクセンサー交換です。
ポルシェ的には”リファレンスマークセンサー”とか呼んでます。
コレが逝かれてくるとエンジンの始動が悪くなったり完全に逝くと
当然エンジンはかかりません。
964・993は同じ部品を使ってましたが今、部品をオーダーすると996品番の
物が届きます。(左が新品、右が当時物の付いていた物)
それに伴いカプラーソケットも形状が変わるのでボディ側の配線ソケットも
交換しないと付きませんので若干面倒があります。。。
ポルシェ964ターボのオーナー様からのご連絡で”シフトレバーにガタつき
がありバックに入らない”との事。
なんとか自走できそうということでご入庫いただきました。
症状からなんとなく見当はついていたので早速リフトアップしてアンダーカバー
を外します。
するとやはりですがご覧のようにシフトレバーの支点になっているスリーブが外れ
てます。
部品的にはこんなブッシュで経年劣化で割れて何処かへいってしまいます。
今回のお車は1991yモデルなので前期型になるので丸いタイプ。
ブッシュをはめてスリーブを適正な位置に戻して完了。
このブッシュ割れの症状としてはシフトレバーを上下に持ち上げ下げしてみてください。
通常は上下には動きませんので動くようでしたらほぼこのトラブルですね。。。
工場に修理でお預かりのポルシェ993が2台。
1台は当店で販売したRSモデルで一般整備でのお預かり。
もう1台はお初のご来店で今回車検整備のご依頼です。
若干珍しい2台共にスピードイエロー。ナンか工場が明るくなってます?!
最近は専門のミニでも空冷ポルシェでもない他メーカーを頼まれる事も
多く今回はベンツを入荷。
W204クーペ。ボディカラーはマグネタイトブラックM
内装は赤い革でナンろもそれらしい?!雰囲気です。
こちらにお乗りなるのは女性でこの赤革、非常に気に入って頂けました。
これから納車整備に入りますのでもう少しお待ちください。。。
ご成約いただいたのは昨年12月だったミニが晴れて本日ご納車です。
何かトラブルがあった訳でもないのですがオーナー様のご要望や取り付け物
も多くこんな時間が掛かってしまいました。
その甲斐もあってイメージどおりに仕上がった感じでご満足頂き何よりです。。。
今日は専門のポルシェでもミニでもなくBMWのオイル洩れ修理。
BMW320i 通称E90って言われる型です。
どうも定番らしいのですがアンダーカバーを剥ぐるとオイルパン廻りが
オイルで濡れてる。パッと見、オイルパンのネジ辺りが濡れて見えるの
でオイルパンガスケットの交換なのかと!?
でも、そこの前に見るところがあるらしいです…
ってのが赤矢印のオイルフィルターハウジング。
ボンネットを開け前から見る分にはオイル洩れしてるように見えません。。。
が、後ろ側のインテークマニホールドの下側を良く覗いて見ると
オイル溜まりを発見!!
オイルフィルターハウジングを外すとエンジンブロックとの間にパッキパキに
硬化したガスケットが入っています。
ハウジングを外した際に廻りをキレイにお掃除して組み付けます。
ガスケットはゴム系でこんな物をつかってます。
これで完治すればラッキーです。
これで暫らく乗ってみてもらいましょう。次に見たときオイルパンがオイルまみれに
なってるようでしたらオイルパン外しですけどね。。。
当店のポルシェ 中古車情報!!
1996y モデル ポルシェ993 Tip ディーラー車
外装オリジナルコンディショです。
内装もオリジナルコンディション。
エンジンは後期モデルなのでヴァリオラムエンジン!!
今回プライスダウンの車両本体価格 税込5,400,000.-!!
詳細はホームページで要チェックです!!
https://www.autostop.co.jp/vcsMember/stockdetail/494-1_92.html
今年ももうこんなシーズン?!
いや、シーズンにはチョイ早いですが先を見据えてのエアコン修理。
お車は車検整備でお預かり中の1996y ポルシェ993。
さっそくガソリンタンクを外しにかかりエアコンユニットASSYを取り出します。
中でも一番酷そうだったのはエバポレーターとエキスパンションバルブ。
何故かサビサビでした。
エバポレーターのコアもだいぶ汚れて若干オイル滲みっぽい感じに
なっておりました。