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ポルシェ964 突然のエンジン不動でレッカー入庫 ~AUTOSTOP~

ブログ, ポルシェ作業事例

2016年05月07日


GW休みも終わり通常営業してるなか早速?!のお電話が。

走行中、突然エンジンが止まりセルは廻るが再始動不能に

陥ってしまったポルシェ964。

どうしようもないのでとりあえずレッカーを手配して入庫して頂く

事に。

d1

症状からしてまず疑うのは定番のDMEリレー。

見てみると品番は”993”から始まる物の末番が”00”という事でチョット古そうです。

現行は末番が”01”になりますので。。。(ちなみに初期物は”944″から始まります

のでそんなリレーを使ってる方は早急に交換をお勧めします。。。)

d3

で、新しいリレーに差し替えてみると何事も無かったようにエンジン始動!!

d2

古いリレーの横にはこのような印字がされたました。

この一番最後の”04”というのが製造年になりこのリレーは2004年製

ということでしょうか。

こんなんであっさり治ってしまうこともあるのであるので予備のリレーを

持っていてもいいかもしれませんね。

サンデーメカニックさんの仕業?!  ~AUTOSTOP~

ポルシェ作業事例

2016年05月01日


車検整備で初めてお預かりしたポルシェ993。

f1

ファンベルトを交換しようと工具を入れると???

工具が奥まで入らない。通常のものなら上写真の矢印の部分(よく見てもらえるとココ

まで入るんですョな感じで何時も使ってるので工具の色が変わってる)まで刺さるんです。

このままナットを緩めようとすると恐らく舐めてしまいます。。。

そんなことになるとオルタネーターASSY交換という事にもなりかねません。。。

f2

とりあえず交換するベルトはちょん切ってファンハウジングごと上に向けて

シャフトの穴を直視できるように持ち上げます。

写真では解りずらいですがどうやら過去に適正な工具を使わずにベルト

交換をしたのか奥のほうが崩れていました。

現オーナー様は自分で触るタイプな方ではないのでその前のオーナー

様時代にやったのかな。たまにサンデーメカニックさんが手持ちの六角レンチ

を入れて潰してしまうのを見たことがあります。

今回はなんとか修正して工具が入るように出来ましたが気をつけてくださいね。。。

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